2024年5月12日(日)17:00~19:00にて、どんなん会議Vol.5を実施しました!
当日は雨模様ながら、約60名、ご高齢の方から、現役世代の学校教員の方、大学生や小さなお子様まで、幅広い年齢層の方にご参加いただきました。ありがとうございます。
キッズスペースからの声が響く中、議題についての報告と交流が行われました。
会場のみなさまからの質問タイムの前に、公式LINEの友だち登録してくれたある大学生からの質問メッセージをピックアップして報告をさせてもらいました。
Q.箕面市の財政状況は健全ですか?課題や改善策はありますか?
国で公表が義務化されている4つの指標や貯金、借金の推移などを見ながら、参加者の皆さんにも箕面市の財政状況について確認いただきましたが、現状は[健全]と言えるが、決して楽観視はできないのが回答です。
その理由は人口減少が財政状況を悪化させる大きな要因となりえる中で、経常的にまちを維持するお金と、税収を確保するために現役(子育て)世代を呼び込むための投資的なお金の確保や配分をどう決めるのかが課題となっていくこと、さらに箕面市の財政上の特徴となる競艇事業からの繰り入れで累計1500億以上のお金を投資的(北急延伸、病院、学校など)に充てられていることも説明をさせていただきました。
最後に課題に対する今後の改善策については、財政を健全に維持しながら、市のお金をどこに重点的に配分していくのかという優先順位決めにあることを、子育て施策に全ぶりして成果を上げている明石市を少し例にあげながら報告をさせていただきました。
そして、だからこそ幼保再編で取り組んだように、様々な意見や利害がある施策をどのようなプロセスで決定するのか、その中で市民の声をどう反映するのか、議会からの政策提言が今後の他の施策においても不可欠となっていくと感じています。